地盤沈下とは

地盤沈下の原因と影響

地盤沈下とは何らかの原因で地表が沈む現象です。

地盤沈下の中で住居に影響をもたらすのが「不同沈下」です。不同沈下とは文字のとおり不同(傾いて)に沈下するものです。その原因は多種にあり、自然災害が原因であることは少なく、そのほとんどが造成時の埋戻し不良や地盤改良設計不良、近隣掘削、地盤解析不良などの人的原因にあります。一度沈下すると、もとに戻すには多額の費用を要します。ですから新居をお考えの時は同時に地盤の事も考えることを強くお勧めいたします。

ですがそれでも沈下事故は起きてしまいます。その際は一度関西地盤テクノ株式会社へご相談ください。

※関西地盤テクノ株式会社は地震時の液状化対策へも対応しています。

工法のご紹介

・鋼管杭圧入工法

建物の荷重を反力に鋼管杭を支持地盤までジャッキを使って圧入し、建物を支持させ修正する工法です。
【メリット】
・引越しなどの移動をすることなく、居住の状態で工事ができます。
・騒音、振動、埃等の発生は少なく、資機材の置き場も小スペースです。

・耐圧版工法

耐圧版工法は、鉄板(耐圧版を反力に修正する工法です。支持層までが比較的浅い場合に用いられることが多い工法です。
【メリット】
・比較的浅い(基礎下端から1m程度まで)所に有効です。
・支持層が確認できれば再沈下の心配はないです。

・薬液注入工事

地盤中に薬液を注入して、地盤の透水性を減少させたり、地盤の強化を図ったりする地盤改良の工法です。
【メリット】
・土質・地下水等の影響が少ない。
・資材費用が安価。